オッチー先輩と新人Saによる沢初め、奥多摩の長尾谷へ行ってきました。
日付:2013年6月9日(日)
天気:晴れときどきくもり
場所:奥多摩-日原川水系 倉沢谷長尾谷
山行形態:沢登り
参加者:オッチー先輩、万年新人Sa
沢ガイド本によると遡行タイム約2時間と書いてありましたが、
2回この沢を遡行したことがあるオッチー先輩によると
「3時間くらいはかかるんじゃないかな~」ということ。
わたくし・新人Saの沢経験はほんのちょびっとだけ(すなわちほぼ初心者)。
以前に丹沢の水無川本谷と葛葉川本谷を途中まで歩いたことがあるだけです。
この日は新品の沢靴でルンルン♪ですが、不安要素は右足首…。
約3ヶ月前に剥離骨折した後の、この足首の調子がどんなもんか…
とりあえず、オッチー先輩にがんばってついてゆかねば!
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車で倉沢林道(道は悪い)の途中までをSaの車で入りました。
ガイド本によると「道は悪いが四駆なら入れる」と書いてあります。
私の車は四駆ですが軽のワンボックス。
もうちょっと車高が高い車じゃないとこの林道はきついかな~?
そして車を置いて入渓地点までてくてくと。
この日は天気も悪くなく、暑すぎずでよい感じです。
AM9:17 入渓地点で準備。いざ出発!……と思いきや
なんと、新人Sa、ハーネスやスリング一式を車に忘れてきましたぞな。
うっひゃーーーーーーーーーーー!!!
不要なスリング類を出すのに、一回ザックから袋ごと取り出して、
そのままその袋を車に置いてきちゃったのです。
ぎゃふん!なななななな何という失態(T_T) 私のバカバカバカバカ。
「う~ん…なくても行けるとは思うけど、でもな~~
一応な~~念のためな~~~」とオッチー先輩。
っということで、オッチー先輩には入渓地点で待っててもらい、
新人Saは忘れものを取りに車まで爆走しました。
爆走途中、バスでやってきたと思われる3人組の沢チームにも遭遇。
同じ沢に行くのかな?と思ったら違う沢の様子。
いやぁ…入渓前にへんな汗かきました…オッチー先輩、
お待たせして申し訳ないですm( )m。
結局これで1時間のロス。
AM10:10、気を取り直して出発。
私の防水デジカメで撮りましたが、下手くそです、ボケボケです、申し訳ないっす(^^;;
水量はどうなんでしょう?入渓前は「最近雨降ってないから、水少ないかな~~」なんて
心配したりもしてたのですが、オッチー先輩は沢を見て「こんなもんかなぁ」と言ってました。
水はわりと冷たかったです。
一番大きかったと思われる滝、水しぶきの冷たさで中央突破を諦め、左から巻きました。
堰堤のところまで約1時間。ここで休憩。
小さめの滝が続き、時々腰までつかる淵もあったり
白いザレを過ぎ、いったん沢が涸れますが、また沢復活。
その後完全に涸れてガレたルンゼを登ってゆき…二俣で地図を確認、右へ。
どんどん急な登りに。足元蟻地獄系…
オッチー先輩一言「ルート間違えたかも。こんなに悪くなかった気がする」。
どうやら地図で確認した二俣は左方向が正しかった様子。
ともあれ、これを上がっても尾根には出られるはずなのでそのまま進み
PM1:18 無事尾根に出ました~~。ちょうどこの道標のところに出ましたよ♪
登ってきた斜面を振り返ります。すず竹だらけですね(笑)。
地図で確認すると、予定のルートより少し東方向に上がってしまったみたいです。
あの二俣はやっぱ左だったね…ということで。
PM1:32 蕎麦粒山山頂。
さて、下山は作業道を下りて倉沢林道に戻るつもりなのですが、
その分岐がどこかよくわからず、
途中赤テープやら黄色テープが貼られた尾根に遭遇しつつ
「いや、これじゃないだろう…もっと踏まれてるはず」と。
最悪、作業道がわからなかったら一杯水まで行って東日原下山
(そして倉沢林道を車を取りに戻る)かななんて話をしていたら
あったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!(嬉)
ここですわぁ♪
私は下山してから知りましたが、この作業道、今はよく踏まれて
「棒杭尾根」と名付けられた立派な登山道になっているらしいです。
PM2:55 車まで戻りました。
核心はやっぱり(?)尾根までの詰めだった…。
うふふふふふ…と何故かここで不敵な笑みを浮かべる新人Saなのでした。
忘れ物を取りに戻るという大失態をしたにもかかわらず(結局ロープは使わず)、
穏やかな表情で待っていてくれたオッチー先輩、ありがとうございました!
これに懲りずにまたよろしくお願いします(^^)/
以上、新人Saより報告でした♪