期 日:6月5日
メンバー:K、S、S1
土曜夕方発で土合駅泊、翌日は午後から天気があやしいとのことだったので、土合駅を朝3時に出発する。マチガ沢出合はさすがに雪はなく、沢を遡行するのは大変そうだったので、しばらくは巌剛新道を行く。しばらく行くと沢との合流点があり、雪があったので、そこから沢に入る。途中沢が大きく右に曲がった上あたりで、まだ朝で雪がかたく傾斜も出てきたのでアイゼンを付ける。心配していた雪渓も部分的に薄いところは出てくるものの、なんとかつながっていた。取付からは、Sさんリードで登攀を開始するが、凹角が濡れていて大変そうだった。天気が良かったこと、後続パーティもいなかったこと、朝早かったこと、ルートが短かったこと、シーズン初めだったことから、ずいぶんのんびり楽しんでしまった・・・。雪は結構多く、オキの耳頂上直下にも残雪がありました。下りは西黒尾根を下り、鉄塔に着いたころから雨となりましたが、それまでは良い天気でシーズンインの充実した山行となりました。早起きしたおかげで13時ごろセンターに着きました。岩登り自体の練習としてはゲレンデの方が良いのかもしれませんが、簡単でも雪、岩を攀じ登って頂上を目指す山を経験してもらいたいと思い、今回の計画となりました。花がたくさん咲いていたので、花を見るのに良い時期だとあらためて思いました。