2002年度の様々な山行報告

浅草岳山スキー

2002年10月12日(土)−14日(月)
山域:南アルプス・白根南嶺(北岳,農鳥岳の南に連なる稜線)
参加者:杉山孝雄(単独)
行動:
11日(金)の深夜,さいたま市を自動車で出発
12日(土)新倉の奥田代発電所の上まで自動車で入る.
発電所−−伝付峠−−奈良田越−−白剥山(テント泊)
6:30      11:00     14:00       15:30
発電所からの沢沿いの登山道はところどころ荒れている.
伝付峠から奈良田越は荒れた車道だった.何カ所か土砂崩れ
があり自動車は通行できないだろう.
奈良田越からの登山道は右側の林道を100m ほど進んでから
左側の尾根に取り付く.
踏み跡は明瞭で赤テープも多すぎるほど着いていた.
白剥山は,樹林の中,数張りのテントが張れる.
コース中は,熊よけのため,ラジオをつけていた.

13日(日)
白剥山−笹山−白河内岳−大篭岳−広河内岳−大門沢下降点−大門沢出合(テント泊)
6:00    9:15  11:20             14:15-55   15:20        17:15
樹林帯は踏み跡は明瞭.白河内岳手前から岩陵と這松の薮漕ぎ
ルートはだいたい,尾根の西側であった.
塩見岳がみたことのない姿をしていた.
小屋までたどりつけず水の得られる出合で,テント泊
本日あった登山者は2名

14日(月)
大門沢出合−−大門沢小屋−−奈良田−(バス)−田代入り口−−田代発電所
5:30           6:10         9:00             9:55         11:00
奈良田発9:30 のバスに乗るためどんどん下山した.
バスに乗り田代入り口で下車.田代発電所まで空荷で登った.
自動車の戻って,近くの温泉(ヘルシー美里)で汗を流した.
帰りの中央道は渋滞だった.

参考:
自宅−国立IC−甲府南IC−田代発電所−甲府南IC−高井戸IC−自宅
0km   35km(2800円)126km     187km   0km  58km(2800円)165km     188km
(杉山記)


中ア 越百山

期日:2002年11月16日(土)〜17日(日)
山域:中央アルプス・越百小屋まで
形式:積雪期尾根歩き
参加者:杉山孝雄(リーダー)

行動:(2002年11月)
15日(金)さいたま市を自動車で出発

16日(土)
国道19号線,JR中央西線須原駅,伊奈川ダムを経て
今朝沢登山口まで,自動車ではいる
登山口−−林道分岐−−2100m地点−−2230m地点(ツェルト泊)
 10:30    11:10     15:00        17:15

17日(日)
2230m地点−−越百避難小屋−−2230m地点−−今朝沢登山口
6:15         8:30-9:00      9:35-9:55     12:40

コメント:
今朝沢登山口は,自動車はいなかった.登山届を入れるポストがあった.
のぞくと11月4日以降入山者はいないらしい.林道分岐から少し雪が出てきた.
踏み跡はない.2100m地点から雪は50cm-1m程度になり,ザックを背負って
登れなくなった.そこで空荷で標高差50m程度ラッセルしてからもどって
ザックを背負って登る方法をとった.このため時間切れで小屋に
届かなかった.雪の斜面を切り崩してならしツェルトは張った.
日曜日は,ツェルトを残して,進んだ.越百小屋まで2時間かかった.
避難小屋は,入り口は雪で埋まっていたが,窓から出いりできた.
中は,土間と板の間で5-6人程度泊まれるだろう.
さらに進んでも,越百山には届かないだろう.
ここから引き替えした.
予想以上の雪で,ほとんど進めなかったが,久ぶりの雪で
楽しかった.

参考:
自宅−国立IC−塩尻IC−須原−今朝沢登山口−塩尻IC−高井戸IC−自宅
0km  35km(4650円)214km    284km  296kmkm      86km(4650円)         296km
(杉山記)


谷川 雪上訓練

期日:2002年12月15日(日)
山域:谷川岳・天神平
形式:
滑落停止,確保,ビーコン,ラッセル訓練を行なった

参加者:14名
長森・萩原・金子・青山・小元・山中・岡・山口・五十嵐・山口(茂)
杉山・多田・高澤,中嶋

行動:(2002年12月)
15日(日)深夜さいたま市を自動車で出発

参考:
自宅−−所沢IC−関越自動車道−水上IC−−天神平スキー場の駐車場
0km  15km      (3500円)135kmkm           15km     合計165km
(杉山記)


苗場山 神楽峰 山スキー

期日:2002年12月21日(土)
山域:上越苗場山周辺神楽峰
形式:山スキー
参加者:杉山孝雄

行動:(2002年12月)
21日深夜さいたま市を自動車で出発
21日朝かぐらみつまたスキー場駐車場に到着
ロープウェイ,リフトでスキー場上部に上がる.
最上部のリフトは動いていなかった.
リフト上部からは,山に入れるようにフェンスが,
一部切ってあった.
登山届を出したパーティー以外は,ゲレンデを出ないように
看板が出ていた.
天候は曇りだが,視界はある.
数パーティーが入山していた.
スキーにシールを張って9時30分出発
シールの踏み跡あり.
神楽峰の稜線にある中尾根の頭をめざす.
中尾根の頭11時30分着.シールをはがして滑る.
和田小屋でゲレンゲに戻った.

参考:
自宅−−所沢IC−関越自動車道−湯沢IC−−みつまたスキー場の駐車場
0km  15km      (4350円)158kmkm           13km     合計186km
みつまたスキー場の駐車場−−あかぎIC−−所沢IC−−自宅
0km                      67km   (2950円)104km   15km  合計186km
(杉山記)


南ア 鳳王三山

期日:2003年1月12日(日)〜13日(月)
山域:南アルプス・鳳凰三山(薬師岳,観音岳)
形式:積雪期尾根歩き
参加者:杉山孝雄(リーダー)

行動:(2003年 1月)

11日(土)さいたま市を自動車で出発

12日(日)
中央高速道甲府昭和ICを経て夜叉神の森登山口まで入る予定で
あったが,積雪のため,南アルプス林道は芦安村からすぐ上の
芦安温泉でゲートが閉まっていた.自動車は村営温泉の駐車場に止めた.
芦安温泉 8:20(935m)
1月4日ごろに降った雪で車道は通行止めだった.
ゲートが閉まっていたので,ここから歩きはじめた.林道は一部雪が
のっていて一般車は走れないだろう.いつ頃,夜叉神の森まで
入れるようになるか不明であった.
約一時間歩いた地点で,旧道が沢沿いに延びていた.踏み跡もあったので
旧道を進んだ.踏み跡はしばらく沢の左岸を進み,橋を渡って右岸に出る.
ここから急な斜面を登って沢から離れたが,この踏み跡はまちがいだった.
旧道は沢沿いであった.崖を下って沢の左岸に戻り,薮漕ぎを交えて
のぼり,夜叉神トンネル東口にでた.

夜叉神の森 10:40-11:00 (1380m)
夜叉神の森付近は雪は少なかった.売店の自動販売機も動いていた.
夜叉神峠への登りは広い登山道で,雪が10-20cm程度であった.
先行パーティの踏み跡が付いていて歩き易い.

夜叉神峠 12:25-12:55 (1770m)
ここから北岳,間ノ岳,農鳥岳が見えた.さらに白根南嶺・広河内岳も
見える.その南の白河内岳は,よくわからなかった.
夜叉神峠の小屋は封鎖中.冬季小屋は無いようだった.
ベンチが雪の上に出ていて,休憩しやすい.
休んでいると,二人パーティーが登ってきた.軽い荷物でここで
展望を楽しんでから引き替えすとのこと.
出発すると,すぐに,冬山装備のないパーティーは入山しないように
という看板があった.
途中で,下山してきた6人パーティーとすれ違った.

杖立峠 14:55-15:20 (1955m)
ここでも,下山中の6人パーティーが休憩していた.すこし話をした.
昨日入山して,ここから30分のところにテントを張った.けっこう
ラッセルがきつかった.今日は,観音岳に登って引き返してきた.
とのこと.

山火事の跡 15:55 (2130m)  テント泊
このあたりは,むかし山火事があって,樹林が薄くなっている.
先ほど,あったパーティーのテント整地跡があった.
有り難くそこにテントを張る.
午後4時40分頃,夕日が沈んだ.夕焼けがきれいだった.

起床 5:00 軽装で出発 6:55

南御室小屋 8:55-9:10 (2400m)
テント場にテント1張り,テント張り跡多数,
冬季小屋あり.中にテント1張り.
途中,単独パーティー2人とすれ違った.
小屋のテントの人だろう.

薬師岳 10:45-11:00 (2755m)
すこし手前で森林限界を抜けた.稜線は,風のせいか雪が少ない.
ここから,引き返そうかとも考えたが,もう少し進むことにする.
稜線の右手に,甲府の町が見える.携帯電話も通じた.

観音岳 11:30-45 (2815m)
ここから,引き返す.地蔵岳が近くに,甲斐駒・仙丈が遠くに見える.
甲斐駒は観音岳に登らなくては見えなかっただけに,見えたときは
感激だった.

山火事跡のテント場 14:40-15:10 (2190m)

夜叉神峠 16:20-35 (1760m)
農鳥岳の稜線に日が沈んだ.どんどん下った.

夜叉神の森 17:10-25 (1350m)
ここからは車道歩きなので,日がくれても気楽だ.
月が出ているので,ヘッドランプは不要だった.
所々雪がふきだまっている.
途中で,町が見おろせるところから携帯電話で
下山報告した.

芦安温泉 19:20 (845m)
やっとついた.温泉は営業終了していた.
そのまま,自動車で帰った.
(杉山記)

奥多摩御岳山ハイキング

期日:2003年2月1日(土)
山域:奥多摩・御岳山大岳山
形式:積雪期尾根歩き
参加者:金子(リーダー),金子,山口,青山,杉山,Alex 

行動:(2003年2月1日)
JR青梅線,御岳駅で下車
御岳駅発 (10:00)
駅から歩きはじめた.御岳ケーブルカーには乗らないで
下の細い舗装道路を歩いた.御岳山山頂は神社になっているので
すこし下のみはらし台で休憩した.
ここから大岳山に向かうと,所々雪が凍っていた.
軽アイゼンがあったほうがよかった.

大岳山 (13:30-14:00) 
大岳山荘は閉鎖中.山頂は雪でおおわれていた.
大岳山からは,南側に視界が開けていた.富士山や丹沢がきれいに
見えた.ここから,鋸山に向かうと奥多摩駅着が午後五時頃に
なるがいくことにした.

鋸山からの下りは,凍結していて,恐いところが多かった.
この季節は,軽アイゼンは必携である.

なんとか,午後5時に奥多摩の町に降りてきた.
もえぎの湯で汗を流してから,電車で下山した.
(杉山記)



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