2001年度山行記録

長谷川カップ

40代女子で6位 インナー手袋を2枚もらってきました。
山をはじめてそろそろ5年 40歳にしてはまあまあかなぁ?
出ることで かなり勉強になりました。

午後1時に出発 22キロ地点が第一関門で、
ここまで4時間30分かかり 暗くなってしまいました。
この後 ずっとヘッドランプをつけての走行です。
それを考えて 普段より明るい長持ちするヘッドランプと
途中必ず電池交換が必要なので、真っ暗闇の中すばやく交換できるように
予備のちいさなランプも用意しました。

水2L 行動食 雨具 ヘッドランプ 防寒具は 必要装備として荷物チェックを受
けます。
しかし 荷物をできる限り軽くするため、
経験者やランナー用のスポーツ店に行って相談し、
行動食は 重量軽くて高カロリーのゼリー状のものなどにし、
約2000キロカロリー用意しました。
雨具は 携帯用のポンチョですませ、
防寒具は ぺらぺらのシャツ1枚とウインドブレーカーにしました。
その結果 ザックもいれて4キロちょっとですみました。
装備は まあ成功かなって思っています。

コメント

レースの状況ですが、
第一関門までは ある程度早く行かないと渋滞に巻き込まれます。
しかし 私は20キロ地点で もう足がへろへろでした。

第一から第二関門までは 前半平坦な道が続きます。
ここで走らないととは思いつつ、三頭山の登りにびびって
というより よれよれになってどうしようもなく歩いてしまいました。

第二関門 三頭山40km地点あたりから第3関門68キロ手前まで
小雨が降り、雨具は必要なかったですが、
岩場のくだりが結構あって 闇夜に岩がぬれてて
なおかつ足が痛くて大変という つらい状況でした。
この時点で かなり投げやりな気分になっていました。

第三関門に着いたときは 朝の4時で
あと14キロですよといわれ ひょっとすると17時間代でいけるかもと
急に欲が出て 気合が入りました。
すると自分でもびっくりですが、走れるんですね。これが・・・!
しばらく平坦な道が続き
そこを走って 最後の登り日の出山をかっかと早足で上りあがりました。

その後10キロのくだりを一気に降りていければよかったのですが、
これが まったくだめで、階段を一段一段がくがくしながら降りていきました。
最後の10キロのくだり きつかったです。登りのほうが楽ですね。

いつリタイヤしようかとずっと思いながら走っていましたが、
終わってみると面白かったですよ。
アルパインスタイルのスピード登攀を目指すなら
体力測定にお勧めします。
どなたか 来年ご一緒にいかがですか?

南アルプス

山域:南アルプス・甲斐駒が岳
期間:2001年10月6日−7日
参加者:杉山孝雄
行動:竹宇駒が岳神社−−七合目(テント泊)−−駒が岳
   −−七合目−−竹宇駒が岳神社
--------------------------------------------------------------------
山行報告の2
山域:南アルプス・農鳥岳
期間:2001年10月13日−14日
参加者:杉山孝雄
行動:奈良田の奥の発電所−−大門沢小屋−−大門沢下降点
   上河内岳−−西農鳥岳−−大門沢下降点−−奈良田

山行形式:無雪期縦走
山行期間:2001年11月18日(日),日帰り
参加者:杉山孝雄,金子恵季
行動:
 11月17日:深夜,自動車で出発,中央高速小淵沢IC−美濃戸
 11月18日:美濃戸−−行者小屋−−赤岳−−阿弥陀岳−−行者小屋
        6:50      10:00       11:30    14:00       15:00
        −−美濃戸−−下山
                  16:30

コメント

美濃戸口から美濃戸までの林道は,雪や凍結なし.
天候晴れ,気温は低い.朝行者小屋で ー10℃だった.
行者小屋は,休業中.雪は,赤岳山頂付近で 5cm 程度だった.
赤岳山頂からは,360度の展望.ただし南方向は曇っていた.
富士山や北岳はたまに,雲の間から見えた.

参考:走行距離 380km, 高速道路料金 7600円

南アルプス・塩見岳

期間:2001年11月23日−24日
参加者:杉山孝雄
行動:
11月22日:深夜,自動車で出発,途中で仮眠
11月23日:中央高速伊那松川IC−鳥倉林道ゲートまで入った
       林道ゲート−−豊口登山口−−三伏峠−−本谷山(テント泊)
        8:00          9:00        13:30     15:00
11月24日:本谷山−−塩見岳−−本谷山−−三伏峠−−林道ゲート
              6:00    9:30-10:00  12:00-30  13:40     16:15

コメント

鳥倉林道は,通行できた.ゲートの駐車場に自動車10台程度.
鳥倉林道は冬季通行止めになる.駐車場に水場あり.
三伏峠の水場が出ているか,不明だったので,水4Lを持っていく.
ゲートから豊口登山口までは林道歩きだが,がけが崩れている
ところが数箇所あった.
登山道は,ほとんど雪はなかった.日のあたらない場所,
(途中のガレ場,三伏峠付近)に 10cm 程度の雪があった.
大部分の登山者は三伏峠にテントを張って塩見往復のようだ.
私は,一泊の予定なので,少しもうすこし塩見岳まで進んだ,
本谷山山頂でテント泊にした.ここで先行パーティーが休憩していた.
塩見岳からこうもり岳を経て二軒小屋まで行くとのこと.
本谷山山頂は樹林の中で風が避けられる.夜は伊那谷の明かりが見えた.

本谷山から軽荷で塩見岳往復.塩見小屋は冬季小屋のみ開けてあった.
塩見小屋付近は雪が残っていた.
塩見岳からは360度の展望.
下ると,三伏峠からの登山者がどんどん登ってきた(20人程度)

南アルプス・仙丈岳

期間:2001年12月8日−9日
参加者:杉山孝雄
行動:
12月7日:深夜,自動車で出発,途中で仮眠
12月8日:中央高速伊那IC−戸台林道ゲートまで入った
       林道ゲート−−赤河原−−北沢峠(テント泊)
        8:45        11:30      14:50
12月9日:北沢峠−−小仙丈尾根2400m−−北沢峠−−戸台林道ゲート
              6:55     10:30          11:30-12:00  15:35

コメント

8日:
戸台の河原林道ゲートまで,通行できた.ゲートの駐車場に自動車なし.
北沢峠の水場が出ているか,不明だったので,水 3.4L を持っていく.
ゲートから30分程度までは林道があったが,そこから先は林道が崩れている
ところが数箇所あった.
赤河原までは河原歩き,雪なし.ここから登山道にはいる.途中でかもしかとあった.
北沢峠付近から雪が出てきた.10cm 程度の雪があった.かもしかのふみあと多い.
北沢峠は誰もいない.人間の踏み後もまったくない.
先週雪が降ってから,だれもきていないようだ.
北沢峠小屋の水場は水が出ていた.トイレは施錠されていた.
今回のテントは,内張り付きなので暖かい.
9日:
小仙丈尾根を登る.最初からラッセル.徐々に雪が増えてきた.3合目(2300m)
から上ではひざうえのラッセルとなった.
3時間30分登ったが,2400m までしか登れなかった.
時間切れで,ここなら引き返した.
くだりもだれともあわなかった.
この時期は,人は入らないようだ.
帰りに,戸台口の仙流荘(午後8時まで)で温泉に入って汗を流した.

参考:往復走行距離 520km, 高速道路料金 9800円

三ッ峠 四十八滝沢

  1月13日

コメント:

  三ッ峠 四十八滝沢にいきました。
  暖冬の場合でもここの沢はアイスが出来ます。
  滑滝あり、支流には80度位の氷壁あり(約10m)、この氷壁までは下のバス停
  から1時間30以内で到着出来ます。氷の状況はロウのピトン、
  スクリュウともいい状態に入ります。トップロープ関係も良く、支点状況
  も良い!ロウの中空バイル、ピックタイプまあまあ入る感じ!
  この場所は東京から非常に近く、氷のみのトレを行う場合非常に良い!!


湯河原幕岩

  先週末土日

コメント:

結構寒かったですが、梅が3ぶ咲きできれいでした。
山口さんや五十嵐君は5.7を初見でリード!5.9もトップロープで
頑張って登っていました。小元さんは初の岩場で土曜日は
どうやっていいのか本人も全くわからないと言った状態でしたが、
二日目には大分なれたようで がんがん登っていました。
みんさん 楽しんでくださったことと思います。
私も負けずと10bを3本オンサイト出来て なんかとても
満足してしまいました。

ルベルソですが、今回ずっと使ってみて、一長一短を感じました。
萩原さんのおかげでとても安く購入できるので お勧めではありますが、
ぜひ その特徴をよくつかんで使ってみてください。
私が感じたことは トップのビレーには やはりATCが一番すばやく
確実な対応が出来るなあと思いました。
特に フリークライミングの微妙なビレーには ATCのほうが
優れていると思います。
セカンドのビレーは 支点と自分との位置関係によると思うのですが、
ルベルソはロープをただ引き上げるのに結構力が要って
余計な労力が要るように感じました。
これもケースバイケースでしょうが、ジジのほうがやりやすいように
感じました。
トップのビレーをするのにルベルソかジジかというと
ルベルソのほうがやりやすいです。でもATCはそれ以上ということです。
懸垂下降はルベルソでは まだやってないので
今度トライしてみましょう。
ルベルソは優れているとは思うのですが、
セカンドのビレーでジジより結構力が要って
疲れるように思ってしまったので 来週また皆で使ってみて
検討してみたいと思っています。

福島県西吾妻山山スキー

山行期間:2002年3月3日(日)
山名:  東北福島県・西吾妻山
山行形式:山スキー
参加者: 杉山孝雄
走行距離:往復 580km, 高速道路代往復 11100円

行動:
3/3グランデコスキー場上部−−西大巓−−西吾妻山−−二十日平−−スキー場
       9:30(1590) 11:00(2005) 12:30(2100) 13:30(1265) 13:45(1100)

コメント:

前夜出発して途中で仮眠をとり,グランデコスキー場に午前6時頃到着.
駐車場は空いていた.
準備して,ゴンドラ下駅にあるスキーパトロールで山行届を出した.
1番上まで行く第3リフトは,午前9時に動きはじめるので,それまで
少しゲレンデを滑った.
午前9時30分第3リフト上部についた.
天候は曇.視界は1km程度だった.スキーにシールをつけて登った.
先行シュプールは,微かにあった.
途中で第4リフトからのパーティーとあった.第4リフトから登るほうが
距離が短いとこことだった.
だんだん天候が悪化して視界が悪くなった.
西大巓山頂では,視界50m程度で,たまに視界がよくなると西吾妻山や
吾妻小屋が見えた.
ここからシールをとってコルまで滑った.
コルで再びシールをつけ,吾妻小屋の横を通って,西吾妻山へ登った.
視界は100m 程度.先行パーティー2組が山頂で休んでいた.
視界が悪いのと樹林が濃いので常に磁石で方位を見て滑る方向を
確かめながら下った.
山頂のすこし下からはっきりしたシュプールがあったので,参考に
しながら滑った.
このシュプールがなかったら,くだりにもっと時間がかかっただろう.
標高1100m 地点でスキー場にもどった.
ゲレンデのスキーパトロールに下山報告をして山行終了.

マスター市川氏の炭火料理(あざみ)

  行程など

コメント:

市川さんのお店に土曜日の晩に、林さんに誘われて、親子で行ってきました。で、萩
原さんに電話をした...というわけです。

市川さんという方が、どういう方か、若い方々は私同様、ご存知ないかと思います。
私も、清さんから聞いた話です。かつて、新宿に「ランタン」というお店があり、そ
この店長さんが市川さん。好山会のメンバーが、山に行く時、夜行電車の前に寄って
飲んで、また、山から帰ってきてから寄って飲んで...というお店だったそうで
す。小森さん他2名の方の結婚のお祝いをこのお店でしたとか。という好山会の縁の
あるお店です。その後、今の橋本駅そばに今のお店を開いたというわけです。
私も今回初めて市川さんのお店に行き、初めて市川さんにお会いしました。神田川俊
郎によく似ています。(^o^)
ちょっとおしゃれな料理屋さんといったらいいでしょうか...。お値段も、それな
りに...というか、メニューに値段が書いてない。つまり、そこまで食材にこだ
わって、自信があるということ。甘いトマトをだしてくださいましたが、おそらく1
個何百円はするようなトマトですが、今までに食べたことがないほど美味しかったで
す。カレーも美味しかった....。
是非、一度、いらしてください!萩原さんも書いていたように、杉山先輩の版画が
飾ってあります。

ところで、林さんのご家族も来たのですが、久しぶりにお嬢さん(高1)と息子さん
(小3)に会いましたが、二人とも、とても素直な良い子に育っています。お嬢さん
の知恵子ちゃんは、とってもかわいい!色白で、伊藤さやか?だったかな、あの歌手
の女の子にそっくりです。
それにしても、好山会のメンバーのお嬢さんたちって、キョンキョン(長森さんの長
女)、あんなちゃん(中嶋パパ)、そして、知恵子ちゃんと、超美人の素直なお嬢さ
んばかりなのでしょう!!
うちも、あやかりたいです...(^^;)

長野県根子山スキー

山行期間:2002年3月10日(日)
山名:  長野県・根子岳
山行形式:山スキー
参加者: 村松琢,村松真奈美,倉持優子,杉山修,竹内弓枝,杉山孝雄

走行距離:自宅から往復 450km, 高速道路代往復 9500円

行動:
3/9(土)
午前5時頃,箕輪出発.少し渋滞したが午前9時50分頃
峰の原スキー場着,後から出発した,村松車は渋滞の巻こまれて,
午後2時頃スキー場に到着.この日は,スキー場でゲレンデスキー.
杉山孝雄は,ショートスキーをレンタルした.なかなか気分良く
滑ることできた.
スキー場の上部にあるペンション泊.

3/10(日)晴,視界好し.
峰の原−−ヘリスキー用圧雪コース−−−根子岳−−−峰の原
 8:45        9:40                   11:40-12:20   13:40

コメント:

朝ご飯を食べてから,ペンションを出発.10分程度除雪された道路を
ゴルフ場に向かって登る.除雪が終わった地点で雪の上に乗って,スキーに
シールを張った.雪が積もって,スキーゲレンデのようになった,ゴルフ場を
横切って,根子岳をめざして登った.ゴルフ場のはずれで,菅平スキー場から
根子岳山頂まで延びている,ヘリスキー用圧雪コースにぶつかった.
根子岳では,ヘリスキーを行なっている.このコースを登るのは安全だが,
ゲレンデを登っていくようで,面白くない.そこでコースの右側の谷筋を
登ることにした.滑る時も谷筋の方が雪質が良いだろう.我々と同様に
シールで登っていくパーティーも数パーティーあった.
 登っていく間にも,ヘリコプターが飛んでいた.圧雪コース上を滑る人も
見えた.山頂ヘリパッドは,真の山頂の少し下で平な場所だった.
ヘリスキーでは,コースをはずれないよう言われているのか,コース外に
出る人はいないようだった.
 谷筋は,薮が埋まって,気持ちの良い粗林であった.山頂直下は,傾斜が
急になり木が密であったが,なんとか登り切った.
 山頂からは360度の展望で,そばの四阿山や,北アルプス,北信の山々が
見えた.20人程度の人が休んでいた.スキーヤー,ボーダー,徒歩の
登山者もいた.出発する人もおおいが,後続パーティーが次々と登ってきて,
山頂は常ににぎやかだった.
  スキーを付けて出発した.谷筋をめざして下ったが,圧雪コースと谷筋の
中間の尾根を下った.気持ち良く滑れた.途中から,谷筋に入って,
さらに気持ち良く滑った.1滑りしてから,右へトラバースして,圧雪
コースに戻った.さらに右のゴルフ場に滑りこんだ.
ゴルフ場でスキーをはずして,ペンションまで徒歩で戻った.

鹿島槍ヶ岳東尾根

20日夜発で金子リーダーのもと 落合 高沢 青山の4人で
鹿島槍ヶ岳東尾根に行き 昨日下山して帰ってきました。
木 金 土の3日間で下山する予定が悪天候のため
4日かかってしまいました。
しかし 無事に完登出来 リーダーの金子氏に感謝いたしております。

コースは東尾根から山頂を経由して赤岩尾根を下りました。

コメント:

1日目 好天気にて 春山気分 緑の斎藤2人組パーティーと出会う。
     いやらしい雪稜を過ぎて二の沢の頭泊

2日目 曇りのち雪 岩峰は想像以上にふわふわの雪が多く 
     とても手強い。私と荷物の重い落合さんは四苦八苦。
     金子氏と高沢君がリードしてくれて感謝!
     よくこんなところを行くなぁと
     特に高沢君はまだ冬季登攀経験も浅いのにお見事でした。
     山頂直下のコル泊。

3日目 曇りのち吹雪 朝テントを出発した時から ほとんど視界はなく 
     かすかに見える稜線のせっぴを頼りに登り出す。
     一瞬 停滞したほうが安全では?と思いながら 
     時折見える稜線と地図を頼りに前進。
     吹雪いてゴーグルもすぐだめになる。
     この時 いつも先頭を行くのは金子リーダーだ。
     皆 稜線のせっぴと金子氏との距離に注意する。
     山頂及び各ピークではホワイトアウトのため
     下山ルートがわからずルートファインディングの力が試される。
     私は誤った尾根を指し示し 危うく皆を遭難に導くところでした。
     これを是正して 戻ろうといい 
     微かに見えたルートに導いてくれたのも金子氏でした。
     この時の私の状態は横殴りの風雪に視界が取れず 
     手袋は凍り付いて
     何度も地図とコンパスを取り出して確認するのですが、
     その度に立ち止まると指先が凍りつくようで 
     早く前進したい気持ちがいっぱいとなり 
     そのため深く地図を読めず 
     間違った方向を示してしまったように思います。
     自分の弱さを痛感します。
     鹿島槍山頂で 斉藤さんパーティーに追いぬかれ 
     あっという間に見えなくなりました。
     そして この日は冷池小屋泊。
     予定では前日ここまで来ているはずでした。

4日目 曇り時々晴れ後雪 前日と比べると遥かに視界良好。
     風も穏やか。
     信州側の巨大なせっぴにおののき 視界のあることに感謝。
     ラッセルしながら 赤岩の頭へ向かう。
     山頂より少し下で下降ルートを探して
     金子氏が懸垂下降を試みる。
     山頂からの下降と判断し、
     雪面から顔を出す心もとない潅木から支点を取り
     赤岩尾根を懸垂下降。
     2・3回の懸垂後も 胸まであるやせ尾根の雪のラッセルに驚き
     前進する金子氏に敬服する。
     樹林帯に入り 皆 ほっとする。
     タクシー会社に電話して雪尾根を下山途中 
     ヘリを待つ パーティーに出くわした。
     7人?の中高年パーティーで一人が滑落してヘリを呼んだらしく
     その時は それが堀田氏であったとは・・・・
     堀田さんとは お話した事はありませんが、 
     三つ峠などで講習されている姿をお見かけしたことがあります。
     フリーソロで登ってトップロープをセットしてられて驚きました。

     思うのですが 案外簡単に死ねるのかもしれませんね。
     ふっと同じ病室だった人達もほとんどなくなってしまった事を
     思いだし、生きて 好きに生きてられることに感謝です。

     下山して薬師の湯に行くと 佐藤真理子さんにばったり
     会いました。すっかり地元の言葉が身について 元気に
     爺が岳主稜を登ってきたそうです。
     好山会をそれぞれの理由で後にした斉藤さんや佐藤さん
     二人が今なお熱く山に登っている姿を目の当たりにし
     大変嬉しく かつ励まされる思いがしました。 

     今回の山行で 私はやっと少し自分の身の程を知ったように
     思います。顔に大きなシミもつくちゃって ますます縁遠く
     なってしまいましたが、深く心に残る山行をさせてもらいました。
     金子さん 高沢君 落合さん ありがとうございました。
     山口さん 今回は仕事で残念でしたね。
     春合宿では ぜひ皆と一緒に白馬主稜を登りましょうね。
写真が有り
ます写真

仙ノ倉北尾根

山行期間:2002年3月30日(土)〜31日(日)
山名:  新潟県,谷川岳北面・仙ノ倉北尾根
山行形式:雪稜登山
参加者: 長森幸一(リーダー),綱河考靖,杉山脩,小元健一,杉山孝雄(記)
走行距離:往復 380km, 高速道路代往復 8700円

行動:
3/30 土樽駅−−毛渡沢出合の橋−−小屋場の頭−−イイ沢河原(テント泊)
     7:30(600)  9:30-45(745)     11:20-30(1180)   15:00(1745)
3/31 イイ沢河原−−イイ沢出合−−毛渡沢出合−−土樽駅
     6:30(1745)    7:20-30(1100)  9:00(745)    10:40

コメント:

前夜,自動車で出発して土樽駅で仮眠.途中の高速道路では,大雨で
山行中の天候が思いやられた.

30日:天候雨一時曇
雨具を着て出発.視界は100m程度.
毛渡沢出合までは,雪の積もった林道歩き.雪は湿雪であまりもぐらなかった.
スキーのシュプールや踏み後がたくさんついていた.
出合の橋はワイヤーのみで,踏み板がなかったが,ワイヤーにつかまって
渡った.ここから北尾根に取り付いた.かすかな踏み後がついていた.
あいかわらず,湿雪であまりもぐらなかったが,ところどころ大きくもぐった.
小屋場の頭までは急登.そこからは広い尾根のアップダウンや,急登の
ナイフエッジなどあった.
視界は100m程度で,前方も左右の沢の状態も全くわからない.
シッケイノ頭を越えるとイイ沢河原と呼ばれている広い雪原になった.
この一角にテントを張った.この間に視界が良くなって,三ノ字ノ頭から
仙ノ倉までの稜線が見えた.なかなかの急斜面だった.
なお,今回使用したスタードームテントは寿命であろう.

31日:霧,風強し
風が強く視界が悪くため,仙ノ倉は中止した.
下山は,北尾根ではなく,イイ沢を下降した.
北尾根は急なナイフエッジの下降にロープの必要と
考えられたが,イイ沢なら不要だったからだ.

イイ沢は最初急で風も強いので,雪はやや堅くなっていた.
アイゼンを利かせてピッケルを打ち込んで慎重に下降した.
少し降りると斜度が小さくなり,風の影響も小さくなった.
雪は湿雪になった.イイ沢出合まで1時間で降りられた.
ここから仙ノ倉沢を歩いた.途中で左岸に渡渉したので,
毛渡沢出合のワイヤー橋は渡らなくてもすんだ.
出合から左岸を通るほうが良いだろう.

岩手県の焼石岳

山行期間:2002年4月6日(土)〜7日(日)
山名:  岩手県,焼石岳
山行形式:山スキー
参加者: 杉山脩(リーダー),杉山孝雄(記),他1
交通費:往路夜行バス7500円,タクシー6100円
    復路タクシー6100円,JR新幹線11500円

行動:
4/6 石淵ダム−−−−ツブ沼−−−−平七沼−−−−銀明水小屋−−
     6:30(320)   8:20-45(445)  10:10-20(710)  13:30-14:00(1180)
     仙水沼−−−−−−銀明水小屋(避難小屋泊)
     15:30-16:00(1450)   16:10(1180)
     
4/7 銀明水小屋−−−−平七沼−−−ツブ沼の少し下−−石淵ダム
     6:40(1170)    7:20-30(740)         8:20          9:15

コメント:

前夜,夜行バスで出発.水沢駅で下車.あらかじめ予約しておいたタクシーで
石淵ダムまで入る.自動車で入山する案もあったが,片道450km以上あって運
転手が少ないので,バスになった.

6日の朝,水沢駅での天候は晴.前回きたときは,石淵ダムのゲートから雪が
あったが今回は,なかった.一段上に登ったツブ沼も,前回は雪原だったが,
今回は草原で沼の水が見える.ツブ沼の上で冬季閉鎖中の国道をはずれて,右
の林道にはいる地点で,スキーを付けた.林道を30分程度歩くと林道終点の
なった.ここから沢を右に見て尾根を進む.平七沼は,前回は雪原だったが,
今回は水面が出ていた.ここから,尾根を進むと左に大荒沢が見えてくる.さ
らに進むと獅子ガ鼻山から横岳の崖が見えてきた.崖に平行して進むと小屋が
見えた.このへんは,赤くて丸い指導標が木にたくさん付いていた.翌日の天
候悪化が予測されたので,寝具等をデポして,焼石岳まで登ることにした.小
屋から北西に進む.仙水沼付近も雪がすくなく,ブッシュや木道が出ていた.
ここから焼石山頂まで一時間程度であろう.時間切れのため引き替えす.ブッ
シュが雪で隠れるところまで戻ってから,スキー滑降小屋まで10分で下った.
小屋は数年前に立て替えられた新しい建物だった.小屋は4パーティー10人
程度の人が入っていた.地元の登山者が,水場を(小屋の下の看板の横の太い
木の下)を掘りだしてくれたので,有り難かった.ここでは,携帯電話が通じ
た.

7日:天候は雪後曇朝雪が降っている.視界も悪いので下ることにした.他の
パーティーは,のんびりしている.我々が最初に出発した.出発する時点では,
雪は止み,視界も良くなった.小屋からスキーで出発小屋の横では携帯電話を
通じなかったが少し下った地点で,携帯が通じたので,タクシー会社に電話し
て,石淵ダムまできてもらうよう頼んだ.指導標を見つけながら,滑って行っ
た.雪はざらめですべり易かった.平七沼から下は樹林が密だった.ツブ沼か
ら下は雪がないので,スキーをしょって下った.ここで20人位の大パーティー
とすれ違った.宮城県のパーティーで銀明水までいって引き替えすそうだ.石
淵ダムでは,タクシーがすでに待っていた.途中,ひめか湯によってもらい汗
を流した.路線バスはここまでで,タクシーを呼ばない場合は,石淵ダムから,
ひめか湯まで1時間歩いて下る予定だった.


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