2007年度の山行報告 1

奥秩父ミズガキ山オオヤスリハイピークルート   萩原、高澤    2007.9.8

オオヤスリハイピークルート(同ルート登下降)〜ミズガキ山本峰南壁〜ミズガキ山頂上〜ハイキングコース下山〜富士見平小屋〜ミズガキ山荘

当初は谷川マチガ沢〜東南稜に行く予定であったが、直前に台風が本州通過となり沢関係山行を中止とし、奥秩父ハイピークルートに決定し現場に出かけた。
高澤号にて中央高速をぶっとばし増冨ラジウム鉱泉で有名な瑞垣山荘の大駐車場に到着。空を見たらとてつもないほどの星が出ていた!あまりの星の数にびっくりしまがら、2人しかいない大駐車場でコンクリートの上にマットを敷き、山はいいナー!といいながらいつもの様に酒を飲んだくれた!

飲んだくれて
出発が遅れたー! ピーカンだー!  ハイキングコースを辿り頂上直下&本峰南壁横の取り付きに到着

ブライダルクラック(10b)の横の1ピッチ目5,9〜からアルパインスタイル(全ての装備をザックに入れ)登り出す。華麗に登ろうと思ったらブッタチまくっていてナマケモノのようになりジワリジワリとしか登れなくなってしまった!あげくの果てにはA0&アブミ状態となりヒーヒーいいながらようやく1P終了点に到着。確か昔来た時(20代)の頃は登山靴を履いて登ったと思うが、やはり年には勝てないなー!と実感した!、約2年ぶり!?となる化石だが登れるか心配したが、高澤登れー!といったら、ハイ行きます!といいジワジワ/モゾモゾと静かに&大汗をかきながら登って来た!

2P目はブッタッテいるがクラックラインにフレンズ&カム類をばしばしセット出来るので、高澤化石トップやれ!といったらすんなりやりますといって根性入れて登り出す!やばいのでザックは下に置いて登り出す。とにかく根性で登り上に出てからザックを引き上げる。多分相当ビビッタと思うが登攀は成功した!

3Pを難なくクリアーして最後の40メートルの人工をマサイトップで登り出すが最上段に乗っても次が届かない!どうするベーと思いチョンボボーでどうにかクリアーした!しかし時間が迫って来たのと、又とどかないボルトがあり、途中で断念してシュリンゲ&カラビナを捨て下降した!
完登したかったが無理は禁物と思い即座に懸垂をして下山した。
帰りに最高に良い温泉(増冨の湯)デッカイを発見して入浴して速攻で帰ったがかなり遅い時間になってしまった。        萩原 記